『英語のハノン』始めました

英語のハノン、流行ってますよね。スピーキングの基礎を固めるために私も毎日取り組むことにしました。1週間続けてみて早速効果を実感しており、この本のアプローチ方法にも非常に納得できるのでブログで紹介します。

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音楽と言語の類似性

私は学生時代に吹奏楽と外国語の勉強をがんばっていたのですが、この本が出る以前から音楽と言葉はよく似ていると思っていました。クラリネットで何か曲を吹こうと思ったら、意識しなければならないことが無数にあります。下腹に力を入れて安定した息を吹いて、息の方向は下を狙って、音の出だしはリードから優しく舌を離して、指が絡まらないように均等に動かして、特にラ→シの音の移り変わりは音が切れないように注意して、シは音程が上ずりやすいので気を付けて…というような感じです。こういった無数の注意点に気を取られていると、「このフレーズは歌うように吹こう」「ここは明るい音色で」などと表現を考える余裕は全くありません。これを解決するのが「基礎練」です。息を吐くだけ、タンギングだけ、指使だけ、などというように一つ一つの技能を考えなくてもできるようになるまで繰り返します。

外国語も同じで、「一般動詞の疑問文はDoを前にして…主語は三人称単数で、現在形だからDoesにして…」というようなことをいちいち考えていては、話すのにとんでもない時間がかかってしまいます。人間の脳はスーパーコンピューターではないので、そのような文法処理をしながらでは、相手の意見を理解したり、自分の意見を考えることは難しいです。私はまさにこの「基礎練」が足りておらず、スピーキングに苦手意識をずっと感じていました。音楽の基礎練はやり方がある程度確立されていますが、語学の基礎練については私はずっとやり方が分からないままでした。英語が流暢に話せる人はおそらく、実践を通して基礎を身に付けていったのだと思います。色んな曲を練習していれば自然と色々な種類の音階に出会って、早いパッセージの指使がうまくなるように。確かにそれでも習得可能ですが、最初から音階を練習しておけば、①習得が速い、②対策漏れがなくなる、③苦手を重点的に練習できる、というメリットがあります。

『英語のハノン』は「ハノン」というネーミング通り、英語の基礎練の本です。この本を知ったとき、私の求めていたものはこれだ!と思いすぐに購入しました。

『英語のハノン』を練習してみた感想

英語のハノンのやり方は、CDからの指示に従って文章を変形させていくというものです。

(例)【音源】I have a pen.→【自分】I have a pen.→【音源】She→【自分】She has a pen.→【音源】Negative→【自分】She doesn’t have a pen.

音源の間隔があえて短くなっているので、音源と同じスピードで言わないと次の文章が始まってしまいます。

文章自体はそれほど難しくないのですが、何も見ずに繰り返すだけでも結構難しく感じます。否定文にしたり、主語を変えたりするのには頭を使っている感じがします。発音にまで気を使うと、変形を間違えてしまったり、回答が間に合わないこともしばしばあります。簡単な内容でも、”きちんと”こなすにはかなりの実力が必要だと思います。まさに基礎練という感じがします。余裕を持ってできるようになるまで、妥協せずに繰り返し取り組むようにしています。

Unit0.1から始めて3.5まで終わったところですが、第二文型(SVC)で一般動詞を使うパターンが苦手だということが分かりました。It looked good. → Did it look good? の変形に慣れておらず苦戦しました。確かに、自分で話すときにこの型の肯定文はよく使いますが、否定文、疑問文はほとんど使っていないと思います。このように苦手を潰して表現の幅を広げていきたいと思います。

1週間やってみて、英語のリズムに乗る感覚が少しずつ感じられてきています。また、何度も練習した型はスムーズに使えるようになっています。速いスピードでの英語の処理に脳が慣れたのか、毎日聴いているBBCも少しゆっくり感じられます。

『英語のハノン』に期待していること

すでに効果が感じられているのですが、この本をしっかりやり込んで2~3周すると基礎が強固になるのではないかと感じています。具体的には下記の点を期待しています。

発音の向上

英語のリズムや抑揚を掴んで、英語らしい英語の発音に近づくといいなと思っています。英語のハノンを練習する際は、発音も含めて完全にコピーできるように努力しています。

リスニング力の向上

リスニングにも効果があると聞いたので楽しみにしています。「言えない英文は聴き取れない」ので、発音の向上はリスニングの改善にもつながると思います。

「無意識でできること」を増やして流暢に話す

Atsuさんも、ネイティブと同等に話すにはネイティブと同じような脳内処理をしなければならない、つまりネイティブが無意識でやっていることは同じように無意識レベルで処理しなければならない、というようなことを言っていました。冒頭で書いたように、『英語のハノン』はまさにこの「無意識でできること」を増やしていく練習だと思います。IELTSでも重要な「Fluency」を向上させていきたいです。

英文の型を身に付ける

もう一つ流暢に話すためのコツとして、英文の型を身に付けるということがあります。一つ一つの表現を暗記するのではキリがないですが、文の型は限られています(大きく分ければ5つ)。文の型に単語を当てはめていく(そしてその処理を早める)イメージで、あらゆる文章を瞬時に作ることのできる力をつけたいです。

Twitterではすでにかなり盛り上がっている印象ですが、まだ『英語のハノン』を始められていない方は、ぜひ一緒に練習しましょう!

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